K.K. 2005年入社
ICT事業統括部。中国・中央民族大学卒。2001年来日。趣味は野菜づくりで、自宅近くのシェア畑を借りて季節の野菜を育てている。トマトや玉ねぎ、きゅうりを育てるのが得意。最近の悩みは、にんにくが上手に育たないこと。
当社は、住友大阪セメントのグループ会社として親会社の各種システムを構築・運用管理しているほか、セメント関連企業に向けたITシステムやソリューションも提供しています。なかでも生コンクリート業界向け総合管理システム「SuperNet シリーズ」は当社がこれまで培ってきた技術とノウハウを結集させたシステムであり、数多くのお客さまにご利用いただいています。
私は中国の出身で、2001年に来日し、縁あってスミテムに入社しました。親会社である住友大阪セメント社向けシステムの開発に携わった後、ICT事業統括部に異動し、現在は「SuperNet シリーズ」の機能追加や改善などを行っています。
「SuperNet シリーズ」は品質管理や出荷管理など5つのシステムで構成されており、これらすべてのシステムを定期的に更新しています。営業が吸い上げてきたお客さまの意見を仕様検討会で精査し、プロジェクト担当である私がメンバーに指示を出し、機能追加や機能改善を進めていきます。
プロジェクトのメンバー全員の力を結集させた結果、無事にリリースでき、お客さまから「使いやすい」と評価していただけると、開発担当として大きなやりがいを感じます。
私は大学でプログラミング言語を学びましたが、入社後もさまざまな学びのチャンスを与えていただいたおかげで、エンジニアとして常に成長実感を得ながら働くことができています。例えばシステム開発でSAPというITソリューションを導入する際、会社の全面的バックアップを受けて必要な資格を取得しました。そもそも、当社はプログラミングの知識がない文系出身者でもエンジニアになれるよう、入社後の研修が非常に充実しています。スキルアップを応援してくれる会社なので、成長意欲の高い人にとって理想的な環境があると思います。
「日々勉強」の姿勢で知識を吸収すること。チームワークを大切にすること。そして、納期までの限られた時間を最大限に活用して少しでも品質の高いシステムを作り上げること。この3つが、私が仕事をするうえで心がけていることです。時にはシステムトラブルが発生することもありますが、そんな時こそいち早くパッチファイルを作って修正対応をします。もともと、人と関わることが大好きなこともあって、営業担当とやりとりをしたり、メンバーに指示を出してプロジェクトを取りまとめながらシステムをブラッシュアップしていく今の仕事を、とても楽しく感じています。
スミテムに入社して15年以上が経ちますが、入社当初も今も当社に対する印象は変わりません。それは、「人のやさしさに満ちた温かな会社」ということ。来日後、最初に勤務した会社で言葉の壁にぶつかり、「このまま日本で働いても良いのだろうか」と悩んでいました。そんな時、スミテムと出会い、社員の皆さんのやさしさに触れて「ここで働こう」と決意したのです。
その後、結婚・出産し、子育てをしながら仕事と育児を両立してきました。子どもが発熱して早退しなければならない時も、「仕事はやっておくから、すぐに行ってあげて」と笑顔で上司や仲間が送り出してくれました。社員一人ひとりのために、組織全体でサポートする体制と風土があるからこそ、無理をせず、自分らしく働くことができています。
今まで、上司や先輩、そして仲間のエンジニアに何度も助けてもらったので、今度は私が仲間を助けてあげられる存在になれたらと思っています。そして、PMPなどプロジェクトマネジメントに関連した資格を取得し、エンジニアとしてもさらなる成長を目指すつもりです。
定時より5分早く出社。ミルクと砂糖たっぷりのカフェオレを入れて、自席に座ります。
メールチェックをしたら、本日のタスクを確認し、優先順位をつけていきます。
タスクに沿って業務開始。プログラムを担当している子会社に連絡をとって、指示を出します。
出社日は他部署の女子社員と一緒にランチを取って、雑談に花を咲かせます。
午後の業務を終えたら、やり残したタスクをピックアップ。残業は極力せず、定時に退社します。